名前について
“カムビフォーウィンター”という名の由来はどこから来たのですかとよく聞かれます。
伝道者であれば、どんなに経験豊かな者であっても、寂しく孤立した経験をしたことがあるのではないでしょうか。そして、伝道の地が外国であれば、なおさらそのストレスは増していくばかりでしょう。
パウロは寒い冬を経験しました。 1世紀における宣教で、パウロは友人テモテに次のように手紙を書いています。「何とかして冬になる前に来てください」(新改訳、第2テモテ4:21)パウロは自分の仲間を失い、深い悲しみの中にいます。その中には、自分の仕事を投げ出し去って行った者もいます。そして「ルカだけは私とともにいます」と書いています。パウロは、刑務所で一人きりになり、励ましと友人や親しみのある存在を切望し、そしてどうしても必要な物があると求め、「トロアスに残しておいた上着と書物、特に羊皮紙を持ってきてください」と訴えます。
今日のキリスト者の指導者(リーダー)たちも”冬”を経験することがあります。パウロが言った”冬”とは実際の季節を意味しましたが、冬という言葉は、寒い風や木から落ちた枯葉だけではありません。その”冬”の象徴として、減退、達成感の欠如、また逆境の時とみなされる期間として言い表すことができるでしょう。
伝道、特に宣教活動における伝道は、世界中で伝道に仕える者たちの心と魂に試練をもたらします。今日でも、1世紀と同じように、疲れて落胆し、宣教活動から離れてしまう伝道者もいるでしょう。また、伝道を継続していく者であっても、いずれ親しい者たちの顔や、親密な関係を築いた者との会話、伝道に必要な資力、そして何よりも「家族」の心地よさを切望するようになるでしょう。
私たちの目標は、「冬が来る前に」欠けているものを届けることです。
「何とかして冬になる前に来てください」
第2テモテ4:21どのリニューアルも私の人生のハイライトです。(過去に4回参加してます。)毎回セミナーに参加した後はとても励まされ、自分が学んだことを私の教会に持ち帰り、教会の皆さんに分かち合いたいと思います。そして、必ず実行します。